ハピロボを設立!

僕がハウステンボスの経営顧問兼CTOを務めていた時、澤田社長から「富田さん、世界一のロボットを作ろう」と言われました。僕は「世界一」という言葉が大好きですから、心に響きました。ただ、残念ながら世界一のロボットがどんなものになるか、僕にもイメージできませんでした。その代わりというか、「人を幸福にするロボット」という概念を思いついたので、それを実現させる企業として「ハピロボ=hapi-robo st」を設立したのです。2016年のことでした。社名にある「st」は、現会長の澤田さんと、私富田のイニシャルなんですよ。つまり、2人で人を幸福にするロボットを世界に送り出す会社ということです。
意外に思われるかもしれませんが、「人々の生活を幸せで豊かにする」と謳っておきながら、ハピロボではロボットを製造しません。開発者やメーカーへの助言やコンサルティングをメインにしています。メーカーには絶対になりません。工場を持ったら、それが重荷になり技術革新についていけなくなる。そこはノウハウのあるメーカーに任せて、メーカーの開発をサポートしたりコンセプトを提案したりします。ハピロボはGRP(ゼネラル・ロボティクス・プロバイダーもしくはプロデューサー)を目指しているんです。”
そして、「世界⼀のロボット」になり得る優れた素材「temi」を見つけ出しました。
素材は良い、コンセプトも凄く良い、でも当時そのコンセプトを実現できる実力は正直ありませんでした。そこで僕が持つ知恵と能力を駆使して、多くの苦労を重ねながら、当初のコンセプトを実現、いやそれを超える能力を持つものに仕上げました。
「temi」は世界一のロボットであると自負しています。