「Love Peace Technology」が理念!

 

「Love Peace Technology」が理念!

僕はテクノロジー開発をするにあたって、「LOVE PEACE TECHNOLOGY」という考え方を念頭に置いています。
実はこの言葉は株式会社エイチ・アイ・エスの取締役 最高顧問を務めておられる、澤田 秀雄氏からお聞きした「LOVE PEACE TRAVEL」という言葉にインスパイアされたものなのです。「若い人が旅行を通して多くの人と出会えば、互いに愛情を持つことができて、平和が訪れる」とのお考えが澤田氏の「LOVE PEACE TRAVEL」の理念です。

僕は「LOVE PEACE TECHNOLOGY」とし、「環境を大事にしながら、テクノロジーで人を幸せにするような開発をしたい」と考えました。

しかし、僕が考える「幸せ」の概念とは、単純に便利なテクノロジーを開発して利用することではありません。過剰な利便性の良さは、人が能力を向上させる機会を奪います。また、テクノロジーはそれ単体では人を幸福にはしません。テクノロジーそのものはただの道具だからです。

では、テクノロジーが人の幸福に役立つためには何が必要なのでしょうか。
答えは「インフラ」です。
このインフラには電気や水道だけでなく、電話やインターネット回線、さらには検索エンジンやOSなどのITインフラも含みます。テクノロジーがインフラを通じて多くの人と繋がることで、初めて役に立ち、価値や幸福が生まれるのです。
そして、誰もが自由にテクノロジーやインフラを使えるように、オープンソース化と利便性を上げることが、人の幸福に繋がると僕は考えています。

そして「LOVE PEACE TECHNOLOGY」を実現するためには、周囲で起きている問題や課題を自分事化することです。
まずは、新しい環境に飛び込んでみてください。一番良いのは、これまで苦手だったことややりたくないことにチャレンジすることです。さらに、誰にも聞けない、頼れないという状況でチャレンジすべきです。
おそらくそのような環境では、最初はフラストレーションを感じると思います。そのフラストレーションを「どう解消すればいいのか」と考えるのです。あるいは新しいものがあれば、それを使ってみることで、「これをどう使えばいいのか」と考えてみることです。自分の幸福と個人の成長に焦点を当て、テクノロジーを通じて自己認識を高め、向き合うことが重要です。
個人と社会の幸福を結びつけることが、「LOVE PEACE TECHNOLOGY」の目標です。