経験するとしないとの差は?
人間が経験から得られることはすばらしい。
転んでけがをしたり、歩けるようになったり、教わらなくとも経験から人間は多くのことを学ぶ。
考える力は人間の CPU だが、インプットがないと意味を成さない。インプットデバイス、つまりセンサーが大事。人間にはロボットには真似できないすばらしいセンサーが備わっている。五感を使って動くことで得られた経験によって、人間が獲得したものは全て正しい。
みんな同じセンサーを持っているのにもかかわらず、自分のセンサーに対しての反応や反応速度は、自分自身の経験に基づいたものとなる。だからこそ、経験が重要だ。
経験すること、しないことの差はどれほどのものか。
「経験しない」を0、「経験した」を1とすると、1÷0はいくつか。
1÷0.1は10、1÷0.01は100。これを限りなくやっていくと。。。
1÷0は無限大だ。
つまり経験するとしないでは、無限大の差がある。
でも1回経験すれば100回経験した人の100分の1。まったく経験のないことは判断できないからコピペするしかないが、少しでも経験があれば判断はできるのだ。
何事も、自分で経験するというのが僕の基本。僕は自分のことを「世界一の消費者だ」と言っている。興味をひかれたモノは何でも買って、実際に使ってみる。思っていたものと違うと、商品の問題点を考え、メーカーに問題提起してコンサルティングし、お金をもらう。いい仕事でしょう?
自分でちゃんと経験しているから、どんな強いことだって言える。それが説得力。