道具は知恵で使うもの！

AIやロボットが、人を凌駕して支配するなどとバカげたことを考える人がいます。そんなことはあり得ません！
AIだってロボットだって、人が作った道具です。道具は人の知恵によっていかにして正しく使うかです。
料理をするときには包丁という道具を使いますよね。でも包丁で人を殺めることだってできます。その包丁は買うときに身分証の提示や購入許可っていりますか？いりませんよね。包丁は人を殺めるための道具ではなく、料理を美味しく作るための道具だからです。

今、僕はハピロボという会社で、人が幸せになるロボットを作り、普及させたいと思っています。でも僕は人を楽にするロボットは作りません。「人の能力を引き出すロボット」を作りたい。なぜなら人間は自分の能力が引き出された時に一番幸せになる、というのが僕の考えだからです。
すべてのロボットはあくまでも人間が使う道具、スマホと同じくデバイスの一つに過ぎません。だからこそ、人間の在り方が問われてくるのです。
先端技術をわかっている人間として言いたいことは、そのテクノロジーが人間を幸せにすることが大事、ということなんです。