60超えて創造的破壊?!

 

入社早々、富田社長から発せられた、我々60歳代入社組を「創造的破壊する」という言葉が強烈な印象として残っています。
特に、私のような大手企業出身者の会社人生を全否定されたのはショックでした。
その日から、常識を180度ひっくり返される「創造的破壊」の毎日、コペルニクス的転回とも言いましょうか、”Be Anywhere Be Anytime But Now”、”Love Peace Technology”など怪しげな宗教めいたキーワードが飛び交い、気付けばそこには日々洗脳されていく自分が居ました。
還暦を過ぎ新たな自分に生まれ変わったとは言え、このカルチャーショックはあまりにインパクトが大き過ぎます。
60余年のこれまでの知見は全く役に立たないと言われても、それをすんなり受け入れられる程、私の脳ミソは最早柔らかくはありません!
自身の常識との葛藤、心身疲れ果てて帰宅する毎日、家族からの心配の目。まさか前期高齢者入りを目前にしてこのような試練を味わおうとは!?
そんな頭が大混乱を起こしている中でも、
ManageとはMan Age、長老がその知恵を用いて世の中をうまく管理、変革していくこと“
という社長の言葉が深く脳裏に刻まれています。
これから到来する超高齢化社会、我々シニア世代がこの不透明で矛盾だらけの世の中で万人の幸せを導くために知恵を絞っていかねばと、この言葉に勇気付けられています。